「熊野筆」とは、広島県安芸郡(あきぐん)熊野町で作られる筆の総称です。約180年の筆づくりの歴史と伝統が生き続け、日本一の筆の生産地としても知られています。
一本の熊野化粧筆が完成するまでには、70以上もの工程があり、そのほとんどが職人の手作業によって行われます。毛先を切り揃えずに、毛本来の形を活かしながら束ねることで、繊細な毛先でありながら適度なコシが生まれます。
Cupolaでは、環境配慮などの観点から、種類によって可能な筆に関しては人工毛を選んでいます。職人の卓越した技術により、人工毛も動物毛と遜色がない、やさしい肌触り、繊細な毛先を実現しています。